「茂木健一郎の脳の教養チャンネル」が新しいYouTube動画「#中尾清一郎 さんに聴く中東情勢」を投稿しました!
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#中尾清一郎 さんに聴く中東情勢
茂木健一郎の脳の教養チャンネル 茂木健一郎
動画へのコメント
- では今のガザ地区のことをどう見るかということですが、これは条件付きではなく人民生存が優先された方がいいと思います。政治や利益や権益が絡みすぎているから、英米の何となく利益が垣間見える状態になってしまっている状態で、条件付きというのは理屈でもありません。国連臨時総会で採択されたことも生かして、イスラエルをちゃんと説得すべきです。理由として、イスラエルはエルサレムや自国領を占領されたのではないこと、ガザの死者数はイスラエルの何倍にも既になっていること、これらを伝え、報復としての結果は既に十分出されているという説得をした方がいいと思います。もちろんイーロンのみでなく他の大経営者の力も大事だし、イスラエルの英から国連への信託統治の流れも、みんなが考える必要があります。
- ユダヤ教の神はヤハウェであり、キリスト教の神はゴッドと聖霊とイエスの三位一体、イスラム教の神はアッラーで、3つの宗教は恐らく同じ神を表していますが、ユダヤ教の救世主は未だに現れていない、キリスト教はイエスが救世主、イスラム教は救世主はいないなどの違いがあります。ユダヤ教からイスラム教まで、旧約聖書→新約聖書→コーランと聖書が新しく追加されますが、新しく出来た宗教(キリスト教とイスラム教)は、それ以前に出来た聖書(旧約聖書と新約聖書)を聖典(聖書)とすることを認めています。旧約聖書はトーラー(律法)とタルムード(モーセ五書)で構成され、新約聖書はイエスが亡くなったあとにパウロなどが編集して聖書が創作され(福音書など)、コーランはイスラム教の聖書でムハンマドの生存期に作られ、散文的でありながらその期に既に完成されていました。また、イスラム教ではムハンマドを最後の預言者として扱っており、それ以前のイエスキリストもモーセも同じく預言者として扱っています。つまりイスラム教とユダヤ教は神が同じ対象をおそらく指すことに対し、キリスト教はイエスを三位一体で神聖化している点が、神という観点では少し違うことになります。それぞれの聖地は同じエルサレムですが、ユダヤ教はモーセがシナイ半島を彷徨った後神がモーセ五書を渡される際に約束の他として契約した土地で(シオニズム運動)、キリスト教はイエスキリスト(ユダヤ人)がゴルゴダの丘(エルサレム付近)で磔にされたという聖地であり(人類の贖罪を引き受けたから)、イスラム教は以前の聖典を引き継いでいることと預言者ムハンマドがメディナ(エルサレムの右下の方)からエルサレムに移動し昇天したということがある為にメディナと同様にエルサレムも聖地として考えています。
- さすが中尾清一郎さんです。日本人が理解し難いところを的確にご説明くださいました。宗教的解釈は、日本人は特に苦手です。遠い昔からの軋轢ばかりではなく、認め合っている部分もあり、宗教に疎い人間には大変勉強になりましたし、Hamasがどのような立ち位置にあるのかもご説明がありました。貴重なお話しをありがとうございました。
- 日本では分りにくいとされましたが、現在は日本国籍でも、アイヌ、琉球、在日朝鮮の人達にはどう映るのでしょうか?あるいは日本の統治の影響を受けたアジアの人達の立場では、他人事でないのでは? 土地、文化、主権の覇権をめぐって、狩猟採取生活時代から生物として争い、農耕定住生活で社会共同体が大きくなり村落、豪族、民族、国家として争う。 部族の神、民族の神、国家の神という「聖戦」で争いを正当化する神概念を、士気統一に使ってきた歴史。 『旧約』のそうした歴史に対して、『新約』は「敵を愛せ(ヘブライ語の「愛する」は「知る」と同じ)、即ちその立場をコミュニケーションで知りなさい、右の頬を打たれたら左をも出せ、即ち争うことなかれ、ともかく赦し合いなさい(遺恨を捨てよ)」と説き、「天の国には住まいが多くある(一人一人に準備されている)」「天の国の平和を、地上にも行われるように、人間社会の労働対価報酬としての生産配分ではなく、一人につき1日1デナリオンの生活費用分配(ベーシックインカム)の譬えを理解せよ」と主張しました。 その意味で一番残念なのは、『新約』の各書のストラテジーを正しく理解できていないその活動の継承者である、キリスト教徒と呼ばれる人たちの活動です。その上、『新約』の教えはキリスト教徒と呼ばれる人たちだけのものではないと、神学者達は言ってきています。それは宗教団体の話ではなく、例えば「匿名のキリスト者」としてどんな宗教文化の中にいても無宗教でも、ともかく誰でも、生産は共産、分配は社会共同体(ベーシックインカム)、自由は愛として個人の心に働く聖霊、言葉は分ち合いコミュニケーション、資本は与えられる創造された自然(野の花、空の鳥をみよ)、これらによって生きるとしています。共産―資本、社会―自由、これらは主義にするものではないとしているのですが・・。
- 中東紛争に和平云々を軽々しく言うと、かえって日本は国際的信用を失うかもしれません。紛争当事者は誰がどういう背景を持っているか、どういう利害関係にあるのかを見て、適格者、非適格者と考えているようです。およそ30年前、ボスニア紛争の終息に向けて、明石特使が活躍されました。日本人は誇らしく思いました。私はドイツ駐在中で、そうした日本人の一人でした。しかし、オーストリアへ行っている最中、ディナーの席で、隣のテーブルの、見知らぬ紳士から、「我々ヨーロッパ人が解決できない問題を、どうやって日本人が解決に導いていけると言うのか?」と議論を吹っ掛けられて、動転して、すっかり意気消沈としてしまいました。歴史的に交流のなかった地域に起きた、宗教、民族の問題が絡んだ紛争には、第三者は和平一つの特使であっても口をははさむと、むしろ信用を失いかねないのだと思います。
- 日本はお手上げw
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