「茂木健一郎の脳の教養チャンネル」が新しいYouTube動画「教育における真の「目的」とはなにか」を投稿しました!
茂木健一郎の運営するYouTubeチャンネル「茂木健一郎の脳の教養チャンネル」が新しい動画「教育における真の「目的」とはなにか」を投稿しました!
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教育における真の「目的」とはなにか
茂木健一郎の脳の教養チャンネル 茂木健一郎
動画へのコメント
- 先日も紹介をなさったproxyの例で、人間の真の(究極)目的へのモチベーションを、馬の鼻先にニンジンを吊るすような目的設定で喚起する手法との関係を示されました。先日もコメントさせていただきましたが、目的に対応する原因という視点では、「最近接因cauza proxima」を示す仕方で、中世哲学等では論じられていました。 究極目的、究極原因のどちらから観ても、いづれにせよ、その究極と言う様態の探求の入り口に過ぎないことを、教育するということですね。 中世のトマスは、初期作品『有と本質De Ente et Essentia』のはじめに、眼前の小川から始め、次第に流れを追って大海に出るようにすべきであると、若い研究者に教えています。
- 本当に、その通りだと思います!
- 子供たちが自分自身を受けいれ、自分らしさを活かして人類の幸福に貢献できる人に成長していける環境を整えていくことは、大人の重要なつとめであり、教育もこれを目的としているのではないかと考えます。自分の人生の中で最も大切で核となる価値が何であるかということに気づき、これを生涯かけて実現していく力を育てることが、子供たちが将来様々な困難を乗り越えて、幸せに生きていく基盤となるでしょう。生きることの目的が個人的なものでなく、人類全体の幸福、他者の幸せにつながっていることを理解できるように……これを子供たちに願っています。
- 「最終的には勝手に自分で学ぶ人間になる」が教育の目的だと思っています。学びは一生なので。若い子らには、真の目的(purpose)とある時点までの目的(proxy)を行き来して体感させるのが大事だと思います。なぜproxyに多くの子が飛びつくかと言えば、それは具体的で分かり易いためで。ただ、それは生涯にわたっての目的じゃないよね、と実感させる。purposeは抽象度が高いので、それだけで全ての若い子らが感覚的に理解できるか自信がありません。でも「proxyは限定的だよね」という実感を介したpurposeの大事さは伝わると思います。purposeの設定になると、自身の固有性または制約、自分史の振り返りになる。
- 理念は素晴らしいし言いたいことも凄く伝わりますが、教育の「目的」となると違う気がします。教育の目的は自ら本を読む子を育てるまたは読む力を付けさせるです。幸せに生きる為に「読む力」が如何に重要か…そして読むチカラがない事での悲劇は如何程かドイツでIKIGAIが読まれている…それはその方々はその本を手に取り読み取れるチカラがあるから幸せなのではないですか?オリンピック選手にならなくていいよ幸せに生きよーって掛け声はどうなのかなって心配になりました。
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